《民法》制限行為能力者⑥「認めるの?取り消すの?」相手方ができる「催告」とその結論を押さえよう!

ここまで、制限行為能力者に焦点を当てて、 どういった類型があるのかについて記事にしてきました。   今回は視点を「取引の相手方」に向けて… 制限行為能力者と取引をした相手の方の保護について 行政書士試験で問われるポイントについて記事にしていきます!       相手方に認められた「催告権」とは まずは条文を見てみましょう! 民法 第20条 ① 制 […]

《民法》制限行為能力者⑤成年被後見人、被保佐人、被補助人…それぞれを比較して理解を深めよう!

単独で確定的に法律行為ができる「行為能力」を制限された方について、 未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人と記事にしてきました。   未成年者を除いた成年被後見人、被保佐人、被補助人って、 なんだかゴチャゴチャになりませんか!? 私はそれぞれの特徴が混ざってしまって、なかなか整理できませんでした。(^^;   そんな訳で今回は、成年被後見人、被保佐人、被補助人の3パターンに […]

《民法》制限行為能力者④被補助人とは?制限の内容を決めるにも、本人の意思が必要です!

CHECK! □ 被補助人とは? □ 本人以外の請求で補助開始の審判はできる? □ 補助人の同意を要する法律行為は? □ 補助人は、被補助人に代わって法律行為ができる?   確定的な法律行為が制限される制限行為能力者、最後は被補助人についてです!   被補助人以外の解説はこちら↓   被補助人は、被成年後見人や被保佐人よりも軽症な方が対象で、 被保佐人よりも更に「自分 […]

《学習方法》モチベーションが下がりやすい「独学」…私はこんな風にしてました。

行政書士に限った話ではなく、 どんな資格試験であっても挑戦には大変な労力が必要です。 特に社会人となって、仕事や家事、子育てに追われながら…となると尚更です。 (こんな時、「学生時代にもっと勉強していれば…」って思いますね・笑)   私は学習する上で、経済的なこと(これが一番大きい)や子どもが小さいこと、地方に住んでいること等で 通学という選択肢はそもそも選べず、 […]

《民法》制限行為能力者③被保佐人とは?取り消しできる法律行為はどんなもの?

CHECK! □ 被保佐人とは? □ 保佐人の同意を要する法律行為は? □ 上記の法律行為で、同意がなかった場合はどうなる? □ 保佐人は、被保佐人に代わって法律行為ができる?   制限行為能力者の4分類のうち、未成年者、成年被後見人とみてきました。       今回は、重度の知的障がいや認知症をお持ちの方を想定した成年被後見人よりも、 少し病状が軽く、また […]

《民法》制限行為能力者②成年被後見人って?法律行為の取り消しはどうなる?

CHECK! □ 成年被後見人とは? □ 成年被後見人が行った法律行為はどうなる? □ 成年被後見人の法律行為で、取り消しができないものは?   ひとつ前の記事で、未成年者の法律行為について記事にしました。 社会経験が浅い未成年者を、財産被害から守るための制度でした。     今度はその大人版。 18歳以上であっても、保護してあげた方が良い方々=制限行為能力者となる方 […]

《民法》成年=18歳以上に!変わったことと、変わらないこと。

ひとつ前の記事で、 未成年者が法定代理人(保護者)の同意なしで行った法律行為は取消ができる について書かせていただきました。       その未成年者の定義が、令和4年4月1日をもって変わりましたね(^^)   民法第4条 年齢18歳をもって、成年とする。   18歳以上になると成年=未成年者じゃなくなるということなので、 保護者の同意なしで法律行 […]

《民法》制限行為能力者①未成年者の法律行為、取り消しできるケースと例外

CHECK! □ 行為能力って? □ 未成年者の法律行為は取り消しできる? □ 例外的に、未成年者が単独で行っても取り消しできないケースは?   子どもの頃、何をするにしても「保護者の同意」を求められませんでしたか? 例えばスマホゲームの課金にしても、「未成年者は保護者の同意を得てください」みたいな言葉があると思います。 ↓こんな感じで。(ほしの島のにゃんこ より) 社会経験に乏しい未成 […]

独学・一発合格のために実践した学習方法

私は経済学部出身で、学生時代に法律に関する講義を受けたこともほとんどありません。 (教員免許取得のため、日本国憲法と教育基本法だけ受けましたが…忘れた。笑)   そんな私が合格のためにやってきた学習方法をご紹介します!     独学・一発合格のための学習法 テキスト3回読み 知識吸収のために、テキストを読み込む作業は欠かせません。 で、私はどの科目もテキス […]