《学習方法》モチベーションが下がりやすい「独学」…私はこんな風にしてました。

行政書士に限った話ではなく、

どんな資格試験であっても挑戦には大変な労力が必要です。

特に社会人となって、仕事や家事、子育てに追われながら…となると尚更です。

(こんな時、「学生時代にもっと勉強していれば…」って思いますね・笑)

 

私は学習する上で、経済的なこと(これが一番大きい)や子どもが小さいこと、地方に住んでいること等で

通学という選択肢はそもそも選べず、通信教育に関しては一度失敗しているので(笑)、

勉強するなら独学しかないと考えていました。

 

独学で勉強するとなると、一番大変なのがモチベーションの維持です。

通学であれば共に学ぶ仲間や先生方から刺激を受けられますし、

通信教育は独学に近い面もありますが、講師の方や添削課題がペースメーカーになります。

でも独学となると、

使う教材も学習計画も自分次第

分からなくても誰にも聞けない

夜な夜な一人黙々と机に向かう

と、割と孤独になりがちで、モチベーションも下がりやすいです。

私もやる気が出なくて困った時期を何度も経験してきました。

 

ただ、教材も勉強法も学習計画も自由ということは、大変な側面もありますが、

仕事や家事、育児と並行して学習しなければいけない社会人にとってはメリットにもなります。

また、大変だった分、独学で合格した時の達成感や喜びもひとしお(^^)

 

 

そんな訳で今回は、独学で試験勉強をする上で

私が「これ大事だな」と思ったことについて記録しておきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

独学で学ぶ上で大切なこと

学習計画は余裕をもたせて立てる

学習を進める上で、やはりある程度の計画性は必要です。

無計画に進めて、当日までに試験範囲をカバーできませんでした…じゃ話にならないので(笑)

 

とはいえ、日単位でガチガチに固められた計画はおすすめできません。

(今日はこの単元、明日はここ…みたいな感じ)

本業でトラブルが発生して予期せぬ残業を強いられるかもしれませんし、

子どもの夜泣きが始まって夜に勉強どころではなくなるかもしれません。

(ある日突然始まるんですよね…夜泣きって)

 

一日単位で計画を練ってしまうと、

仕事や育児など自分を取り巻く環境に変化があったときに対応が難しくなります。

そして計画通りに行かない日が続いてしまうと、

やる気が削がれていく可能性があります。

 

なので一日単位で計画を立てるにしても、せめて週に一日は予備日を設ける、

一日にこなす課題のボリュームを抑えめにする、

環境が変わって達成が難しいと思ったら早めに計画を練り直す、など

少しゆとりを持たせたり柔軟に対応できる計画が良いと思います。

私自身は、月単位でざっくりとした計画を立てていました。

毎日やる気に満ち溢れているとも限りませんし、

後述しますが、1日くらいサボっても巻き返しができるようにしてました。(笑)

 

 

私の場合の学習計画

行政書士は11月上旬に試験があり、

私が令和3年度試験に向けて本腰を入れて勉強を始めたのが6月頃です。

計画を知識獲得期間と問題演習期間、総復習期間の3シーズンに分けて、

9月いっぱいまででテキストや条文を読み込んで知識を蓄える、

10月からは問題演習や復習に集中して取り組む、

11月に入ってから当日までが総復習期間です。

 

知識獲得期間中は、民法が終わったら行政法、という風に順番に進めるのではなく、

時間割のようにして全ての科目を並行して学習を進めていきました。

例えば、月曜日と火曜日は民法、水曜日と木曜日は行政法、金曜日は憲法…という感じです。

 

科目ごとに順番に進めていくのも良いのですが、

民法の全範囲が終わって行政法に進んで、行政法が終わる頃には民法の内容を忘れている、

ということになりかねないので。(笑)

曜日ごとに学習をしていると前回の復習を1週間ごとにすることになり、

復習に関してはある程度の期間を置いてから行う方が記憶が定着しやすい気がするので、

私には並行して進める方法が合っていました。

 

そして「9月末までに試験範囲を全てカバーする」という大雑把な計画なので、

娘の夜泣き対応があっても学習の進捗度に大きな影響はなく、

ストレスなく学習を進めていけたように思います。

 

 

 

苦学生にならない

私は学生の頃から「勉強するなら夜」のタイプで、

苦手な科目のテスト前日には徹夜なんて当たり前でした。

30歳を過ぎてさすがに徹夜は出来なくなりましたが(笑)、

日中は育児で机に向かえないので、必然的に学習のタイミングは夜。

お仕事をされている方も、夜しか時間の確保ができない状況だと思います。

 

夜に学習をするのが悪い訳ではありませんが、

睡眠時間を大幅に削ってまで勉強をするのはおすすめできません。

毎日夜遅くまで…時には徹夜で勉強…なんて、苦学生になる必要はないです。

 

睡眠時間を削ると、どこかで必ず眠くなりますよね。

それが日中のパフォーマンスに影響したり、

仕事はなんとか乗り切れても、その日の夜は眠すぎて勉強どころではない…という状況になるかもしれません。

気合を入れて夜更かししたり徹夜しても、必ずどこかにしわ寄せがいくので、

総合的にみると、あまり夜更かしの効果は高くないのかな、と思っています。

 

それに日中の仕事や家事・育児のパフォーマンスへの影響も気になるところです。

せっかく、仕事をしながら資格取得を目指すという、素晴らしい挑戦をしているのに

眠すぎて日中の仕事でミスばかり…じゃ、もったいないですから。

なので極端な夜更かしは、やめた方が良いと思います。

 

また、人間の脳は、眠っている間に日中の記憶を整理するそうなので

記憶定着を促すためにも、睡眠時間を意識的に確保するのは大切です。

(寝ることも学習の一環!)

 

私も学習を始めた当初は、夜中の2時過ぎまでやってましたが

やっぱり体がもちませんでした。(朝は6時半起きで、それまでに夜間授乳もあり…^^;)

日中のパフォーマンスに響くようになってしまったので、

いくら遅くても1時で切り上げるようにしていました。

 

必要な睡眠時間は人それぞれだと思いますが、

ご自身の体が必要とする睡眠時間を確保できるよう逆算して、

「〇時になったら切り上げる!それまでは集中!!」

という、メリハリをつけた期限ありの学習の方が、効果は上がるように思います。

 

 

 

しんどい時は潔く休む

ロボットではないので、体調が悪い時や気分が乗らない時もあると思います。

お仕事で疲れて帰って、そこから勉強…なんて、本当に大変だと思います。(尊敬します…m(__)m)

私も、どうにもこうにも気分が乗らなくて、嫌々机に向かう時もありました。

 

が、そういう時って、ほとんど頭に入ってきません。(笑)

 

私の場合は、意欲をもって学習に取り組まなければ、成果は上がらないようです。(^^;

頭に入ってこないのに、嫌な思いしながら机に向かうのって、辛くないですか!?

ただでさえしんどいのに、成果が上がらないとなると、全く意味がない気がするのです。

 

なので、「あ、今日無理だわ」という日は、潔く何もしませんでした。

さすがに試験直前期の一番重要な時期は毎日必死で勉強してましたが、

知識獲得期間とか結構たるみやすかったので(笑)、

どうやってもやる気が出てこない日は、そのまま寝たり、好きなゲームしたりしてました。

そんな日が何日か続くこともありました。

 

でも、本当に取りたい資格なら、いつか必ず

「このままじゃいけない。」と自分で思える時がくるはずです。

私も勉強をサボった後は、

「このままじゃ今年合格なんて無理だよ!」

と、自分を奮い立たせてまた再スタートするのを何度も経験しました。(笑)

 

しんどい時は無理せず、1、2日ほど休んじゃうのも、たまにはOKです。(「たまには」ね・笑)

こういう時のために、学習計画に少し余裕を持たせるのが大事なのです。

 

 

 

一歩でも前に進むよう努める

どうしても机に向かうのが辛い時、潔く休むのも時にはアリです。

でも、勉強は辛いが、休むのは気が引ける…という時、

とりあえず10分だけ頑張ってみましょう!

 

いざスタートを切ってみると、10分と言わず

気が付けば30分、40分…と勉強を進められる可能性もあります。

スタートする瞬間が最も労力を使いますからね(^^;

それを乗り越えると軌道に乗れて、案外やる気が湧いてくるかもしれません。

 

逆にこの10分がものすごーく苦痛で、

「頑張ってみたけど、今日はやっぱダメだった!」

という時は、その日はひとまず心も脳も体も、休ませることに専念しましょう。

 

でも、そこで決して自分を責めないで。

「自分はやっぱダメだ…」

「こんな自分じゃ合格できる訳がない…」

そう思ってしまうかもしれませんが、そういう思考が頭を埋め尽くすと

やる気も削がれて、本当にダメになっちゃいます。

自分に甘々なのは考えものですが、かといって厳しすぎるのも良くありません。

もし10分頑張れたのであれば、それが出来た自分をひとまず褒めましょう!

何もしないことに比べると、確実に一歩前に進んでいますから(^^)

 

この「一歩だけでも前進できた」という気持ちが、結構大事だと思います。

隙間時間にちょくちょくと過去問対策をしていましたが、

トータル時間は大したことなかったので

「こんなので大丈夫なのかな…全然時間が足りない…」

と落ち込んでいましたが、例え5分だけの隙間時間学習でも、

何もしないよりは確実に一歩前進しています。

 

「大丈夫、ほんの少しだけでも前に進めた。」

と自分を認めることで、ポジティブな気持ちで少しずつでも前に進み続けられます。

その少しずつの一歩が、続けると大きな一歩になります。

もしお仕事や家事、育児で忙しくてまとまった時間が取れず、細切れ学習しかできなくても

自分を責めたり自暴自棄になったりせずに、学習の度に

「よしっ!1センチでも前に進めたぞ!」

と、ご自身の努力を認めてあげてください。

誰か(自分も含む)に認めてもらえると、それが前進し続ける原動力になるはずです(^ ^)

 

 

 

目的や未来の自分像をはっきりさせる

何かで読んだ話で、裏付けもはっきりと示せないのが申し訳ないのですが

ドミノ・ピザの創業者であるトーマス・モナハンさんは、

創業前から、お店のロゴデザインだけでなく大きさ、それを大通りにどんな風に掲げるか、

かなり具体的にイメージをしていらっしゃったそうです。

 

自身が成功した姿をなるべく具体的にイメージすることは

心理学的にも良い結果をもたらしてくれるんだそうです。

それを何かで読んでから、私もなるべく具体的に未来の自分を思い描くようにしています。

 

大変な苦労をしてまで何か資格を取ろうと思い立ったからには、きっと何か動機があるはずです。

昇進のためか、転職のためか、独立開業のためか…人それぞれ理由はあると思いますが、

その目的を明確にして、かつ目的を達成した後の自分の姿を、具体的にイメージしてみましょう。

 

私の場合は3人目である娘が生まれたことが受験を決めた一番大きなきっかけでした。

会社員時代から憧れていた資格ではありましたが、育児を言い訳にずっと逃げてきていたので。(笑)

ですが3人の母親になって、子ども達が将来、進みたい道を歩もうとする時に

経済的な理由で諦めさせたくないと強く思いました。

子ども達には「こんな仕事に就いてほしい」とかそういうのは全くないのですが

彼ら自身が選んだ道を精神的にも経済的にも応援できる親でありたいとは思います。

また、自分で道を切り拓いて社会の一員として働く親の姿を見せておきたい気持ちもあります。

その想いを実現するために、長年憧れてきた士業で社会に貢献し、経済的に自立できたら良いな、と。

あと具体的なイメージとしては、事務所として使う部屋のレイアウトだったり、

スーツに合わせてルブタンのパンプスを履いた自分を妄想しています。(笑)

今はユニクロのパンプスを愛用していますが(安いけど、履き心地良くて気に入ってます)

開業したらまずはDIANAのパンプス、後にはルブタンのケイト70を買う!

(パンプス好きとして、あの美しいシルエットと黒レザー×レッドソールは本当に憧れる…)

高級な靴を履けるくらい成功したい、という想いも込めています。

 

モチベーションが下がってきたら、ルブタンのサイトを眺めては

「これが履けるくらい、仕事で成功するんだ!その前に資格取らねば!」

と、奮起してました。(笑)

自分の心を奮い立たせられるなら、何でも良いと思います。

やる気スイッチを押してくれる何かを、持ってみましょう。(^^)

 

士業は資格を取ったから終わりではなく、業務を開始してからが本当の試練だと思っています。

特に行政書士は有資格者も多く、仕事の競争が激しいそうなので…。

いざ開業しても、壁にぶつかることの連続だと思いますが、

その度にルブタンのパンプスにやる気スイッチを押してもらおうと考えています。(笑)

 

 

 

家族や友人を巻き込み、「孤独」にならない

独学となると、一人黙々と勉強…のイメージが先行すると思いますが、

だからと言って「孤独」になったり「孤立」しないようにしましょう。

今は学習支援向けのSNSもあるようですし、

同じ目標に向かって頑張る仲間と出会うことも簡単にできます。

学習の進捗度を報告しあうことで、お互いを励まし、刺激を受けることもできると思います。

 

私はSNSは使いませんでしたが、代わりに家族を巻き込みました。

特に夫。

やんちゃ盛りの息子2人と、生後間もない娘を抱えての勉強は

専業主婦とはいえ大変でした。

ただでさえ赤子が寝ている間に家事…な状態なのに、

そこに更に勉強時間をねじ込むのが結構大変で(笑)

 

そんな時に、夫が積極的に家事を手伝ってくれて、本当に助かりました。

家事をしてもらっている間に少しでも勉強できるというのもありますし、

気持ちの面で救われた、というのがとても大きかったように思います。

夫だって一生懸命働いてくれて、仕事で疲れているはずなのに

家事まで手伝ってくれるなんて…「だから私も頑張らなければ!」と奮起できました。

それまではほとんど家事をできない人だったので、尚更嬉しかったですね。(笑)

 

また、事情はよく分かっていなかったと思いますが、子ども達の応援も力になりました。

特に試験当日に

「お母さん、テスト頑張って!」

と息子たちに言われた言葉を思い出して

最後まで諦めずに記述式の問題と向き合うことができました。

 

誰かが自分のために、応援してくれたり、代わりに何かをやってくれる。

それが例え小さなことであっても、その気持ちが十分に嬉しいものです。

そして応援してくれる気持ちが、頑張る原動力になったりします。

だから、「独学」といっても「孤独」に陥る必要はなく、

家族であったり、友人であったり、

「〇〇の資格を取るために勉強中なんだ!」

と宣言して、応援してもらえるように仕向けてみましょう。(笑)

 

私はどちらかと言うと「不言実行」が理想で、

コソコソ努力して、達成してから「合格したんだ」と宣言する方が好きなのですが

(実際、親には受験を考えていることも話していなくて、合格してから報告しました・笑)

同居してる夫に対しては、隠れて勉強するのが無理なので。(笑)

少しでも勉強時間を確保できるようにと

休日には子ども達を連れだしてくれたこともありましたし、協力してもらえて有難かったです。

「こうして応援してもらえて、それがパワーになるなら、有言実行も良いもんだな」と実感しました。

 

 

 

独学の方法も「サスティナブル」であるべき!

どんな資格にチャレンジするにしても、1日や2日勉強しただけで合格、という訳にはいかないと思います。

月単位、場合によっては年単位での努力が必要になるんじゃないでしょうか。

(行政書士も、平均的な学習期間は半年程と言われています)

 

だからこそ、独学で勉強するにあたって大切なのは

「その方法で、続けられる?」

ということ。

 

「苦学生にならない」のところでも書きましたが、

睡眠時間を極端に削って、徹夜に近い状態で勉強したとして

それを何か月も続けることができるか?

もちろん、ある程度は睡眠時間を削らなきゃいけないのが現実なんですけど…。

 

「よし!資格取得に向けて今日から頑張るぞ!」

挑戦を決意した時って、何でも出来ちゃうんです。

こういう心理状態の時に、意気込んで学習計画を練っちゃうと

詰め込みすぎて必ず途中で挫折します。←えぇ、経験済みですとも…(笑)

 

試験当日まであまり時間がない場合は仕方ないかもしれませんが、

それでもほんの少しだけでも余裕を挟んで、

「これなら毎日続けられそうだ」

という、現実的な計画を立てるよう意識してみましょう。

 

時には息抜きだって必要です。

空き時間の全てを1分1秒無駄にすることなく勉強に充てる、じゃ心も疲弊します。

確かに、私も学習期間中は大好きな海外ドラマを観る時間を大幅に削りました。

というか、観ない日がほとんどでした。

1日24時間しかない状態で、勉強もして大好きなドラマも観る、というのは不可能だったので。

でも試験が終わるまでずっとずっとその状態を続ける必要はなくて

制限はしつつも

「今日は時間に余裕があるから、2時間集中して勉強して、その後1話だけドラマを観る!」

なんて風に、時には自分を甘やかしつつ勉強を続けてきました。(笑)

 

独学においても、「持続可能であるか」というのはとても大切な視点だと思います。

学習のための時間を最大限確保できるよう努力しつつ、ほんの少し自分の好きな時間を持つ

何でもかんでも我慢・我慢で結果的に心が折れてしまうよりは、

メリハリをつけて学習に取り組んでいく方が、しっかりと継続していけると思います。

1日だけみっちり勉強するよりも、少しずつでも継続する方が効果的です。

 

継続するために、無理なく努力をする。

 

難しいけれど。(笑)

 

 

長々と書いてしまいましたが、こんな視点もあるんだな~ということで

ご参考になりましたら幸いです。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!